初めまして堀越です。
「先人の言葉とわれの人生」
初めまして、シンセイマシナリー最長老の堀越、通称「堀さん」です。
昔の日光街道の宿場町栗橋の隣村で貧しい農家の次男坊として生まれました。
先人の言葉を覚えたのは物心ついた18才の頃か、当時心酔していた司馬遼太郎の小説の主人公が言っていた
「我ことにおいて後悔せず」。
貧しいながらも男3兄弟、同じ高校からみな私立大学まで行かせてもらい、いざ就職というとき親父が小さい頃から言っていた「鶏口となるも牛後となるなかれ」の言葉を想い、某クレーンメーカーに入り定年までと考えていました。
しかし、運命なのか54才、郡山営業所所長のとき退職することとなったのです。
秋田営業所に始まりそこで結婚し一男一女を授かり、その後宮城、山形、青森、岩手、茨城、福島と転々として、、仙台に帰ったときには家の中はもぬけの殻でした。頭の中が真っ白になりましたがこれも「身から出たさび」。
今まで自分の思い通りにやり過ぎたそのしっぺ返しかと、ここで初めて後悔というものを感じました。
今までの信条は何だったのかと恥じ入るばかりです。
でもしばらくしてシンセイマシナリー山本新から声がかかって仙台駅で会うことになりました。そして「東北を任せるからシンセイのためにやってくれないか」
まだ人のために役に立つことができるならと渡りに船、一つ返事で受けたのが、つい先日のことのようです。
その翌年、東日本大震災に見舞われあっという間に入社10年、今ようやく若い営業マン(元プロバスケ選手)が入って日々同行営業しています。
HPの私の自己紹介にある「一隅を照らす」。
この言葉は修学旅行で行った京都のお寺の坊さんが説法の中で言ってた言葉ですが、今の自分に合うかな。
ブログの最後のところに一文、
山本 新 そして素晴らしい仲間たちと一緒に仕事ができる喜びを感じながら、もう少し頑張ります!