謝礼 | Shinsei Machinery Co., Ltd.

謝礼






先日、気が緩み、悪いくせが反動と共に出て、、会社内で酒を飲んだ後、いつもの大好きな豚骨ラーメン屋へ。





私はバリカタで替え玉1杯。





川嶋は替え玉3杯。





土谷も3杯。








土谷とはコロナ最中に雇った新人営業マンです。






中1から高3まで単身オーストラリア留学。現在33歳。


(中1で単身は凄い)





去年は1年間、世界中を旅しながらサーフィンの大会を追いかけていたとか…






カッコいいようですが、これまた、かなりの個性派。





近いうちまたご紹介いたしますが、、、







キャラクターは男フワちゃん。(信じられないが動きや言動がそっくり)








話は戻り






ここの豚骨ラーメンは都内でも1番







もう20年くらい通っているし、何人もの知り合いに紹介してそれぞれが行きつけになっている。







店主とも顔馴染みだ。














翌朝、財布がない! 





また、私の病気が始まった・・・・







それを知った社員達がすぐに前日のラーメン屋へ電話をしたら





電話に出た店主が




「あ~~もう、警察に届け出たよ~~」






<よかった。なんて優しい常識のある店主だ。>










しかもその日に限ってまあまあ現金を入れていた。40万ほど・・・






翌日、指定の交番に行って驚いた。





あのラーメン屋から歩いたらまあまあ距離がある。







重ねて感謝の気持ちが深くなり、これは~~
また、すぐに食べに行って封筒に感謝の気持ちで1万円くらい入れようと



心に決めた。







しかし、話は関係ないが、ラーメンを2杯食べた私、4杯食べた川嶋、土谷・・・・







全員、








下痢。







しかも1日中








しかも、ややおなかが痛い。








そして、う○この細かい状態を確認すると皆、同じだ。










食中毒とまではいかないが・・・ちょっと豚骨や油がギトギト過ぎたか・・・










まあ、いいや。財布はあった。









ちょっとタイミング悪く、近所の交番からは最寄りの警察署に移管され、本所警察へ向かう。







落とし物係に行くとすぐに







「はいはい、あの大金入っていた財布ね~~~~~~~」





話は早そうだ。 






ちなみに警察署内でも2回トイレに駆け込んだ。







財布の中身についてかなり根掘り葉掘り聞かれながらも一通り手続きが済んで頭を下げ、帰ろうとしたとき






女性警官がなんだか、聞き慣れない、訳のわからないことを言い出した。







「山本さん、今回、取得者が、謝礼の要求をされております。」







 しゃ、謝礼の要求~~~~~~~????







「はい、届けてくれた、ラーメン屋さんの社長なのですが、この方のお名前と電話番号をお教えしますので~





この方と謝礼の金額を話し合ってください。








ちなみに謝礼の金額は中身の2.5%~10%です。









は~~~~~~~~~~~~~~~~ん??








取得した方には権利が③パターンあり、






①は謝礼など要らない。 




②警察に届けるためにかかった費用のみ要求(交通費など)



③今件の2.5%~10%



の③らしい。






はっじめて知りました~~~




私なら①か届けないかのどちらかだ。



なんだか、とても不思議な気分になりながらも車に乗り、帰宅。
 


すると先ほどの警察署の女警官から電話が鳴り



「山本さん、大変申し訳御座いません! さきほどの③の2.5%~10%は店内のお客が取得された場合のケースであって~




今回のケースのようにお店側の方が取得された場合は~~



5%~20%になります。」






「は~~? 何それ?  つうか何間違えてんの!? 仕事上





そして こういうのって気持ちの問題じゃないの!?~~~~」





「届けてくれただけ良しとしましょうよ~~」と20歳代女警官になだめられた。







話し合いによってはMAX20パーセントならば8万の謝礼だ






替え玉したり、トッピングしたり平均800円として






ラーメン100杯分だ







あれから、20日経っているが、まだ、電話をしてない。






先週の金曜日には、本所警察から着信がなったが、出ていない。







頭が完全にばっくれモードになっている。



財布受け取りの際、必ず取得者に電話をする旨の一筆サインはさせられましたが、今回は


この先の司法のあり方を見てみるとします。









以上。